8月6日(火)にニンジニアスタジアムにて、陸上審判講習会・陸上運動種目別指導者講習会を行いました。
今年度も伊予郡市の先生方と一緒に活動し、円滑な運営に向けて情報共有をしたり、運営の仕方を一緒に確認したりしながら実施しました。
審判講習会では、公平、公正に審判することができるように、実際に機器の操作や記録の測定の仕方を確認しました。

種目別指導者講習会では、愛媛県陸上競技協会から3名の講師の先生をお招きして、陸上運動についての指導方法を学びました。最初に陸上運動全体につながる、ウォーミングアップの方法を教わりました。可動域を広げたり、心拍数を高めたりすることが怪我の防止や、パフォーマンスアップにつながることを学びました。

次に短距離走、走り高跳び、走り幅跳びのそれぞれの種目に分かれて細かい指導方法を学びました。走り幅跳び走り高跳びでは、リズムよく踏み切ることや、目標物を目指して 高く、遠くに跳ぶことで記録が伸びることを教わりました。短距離走では、足首の使い方や重心の位置など、速く走る際に意識するポイントを学びました。

最後には、リレーについて講習を受けました。バトンを持つ場所、もらう手の位置など、スムーズなバトンパスができる方法について学ぶことができました。暑い中、ご指導くださった講師の先生方、ありがとうございました。
7月25日(木)に愛媛県武道館主道場において、松山市小学校体育実技研修会を開催しました。講師に体操元日本代表の大島杏子先生をお招きして、マット運動や跳び箱運動の指導方法について教えていただきました。また新しい試みとして、今回は参加者のお子様の参加も可能としました。
ストレッチ運動では、目線や重心を置くポイントなど、技のこつを教わりながらバランス感覚やリズム感を養ったり、前転や後転の運動につながる予備動作などを学んだりしました。実際にそのポイントを意識すると多くの受講者ができるようになりました。
マット運動や跳び箱運動では、技を習得するスモールステップの練習方法を学んだり、補助の仕方などを教わったりしました。実際に参加した子どもたちも、大島先生の補助や声掛けにより、できる喜びを味わってのびのび運動に取り組んでいました。
本研修会で学んだ運動の場の設定や補助の仕方を、これからの授業に取り入れ、よりよい体育学習に努めていきたいと思います。


今年度も、「仲間と一緒に『学び』をつなぎ、新たに『課題』を自分ごととして捉え、解決しようとする愛顔(えがお)あふれる子どもを育てる」を主題に掲げ、研究を進めています。今年度の授業研究会を、次のとおり実施しました。
○第5学年「保健領域 心の健康」
(令和6年6月19日(水)於:三津浜小学校)
子どもたちは、心の健康について、友達や担任、養護教諭との関わりを通して、一人一人に合った良い解決方法を考えました。授業の後半には、不安や悩みへの対処法として、呼吸法をみんなで試しました。授業後の感想には、「これから不安や悩みがあっても、自分に合った方法を試していきたい。」とありました。

○第3学年「体つくる運動領域 多様な動きをつくる運動」
(令和6年6月26日(水)於:たちばな小学校)
子どもたちの思いや考えを生かしながら運動を作り上げていく授業が展開されました。どの子どもも意欲的に活動し、必要感を感じながら話合いをする姿が見られました。仲間とともに愛顔(えがお)いっぱいに体を動かすことができる手立てが多く見られ、子どもたちは夢中になって活動しました。

どちらの授業研究会も先生方が熱心に参観し、研究を深めることができました。今後も、子どもたちの体力向上並びに教師の授業力向上に向けて研究を進めてまいります。
6月4日(火)に松山市立堀江小学校プールにおいて、水泳実技講習会を行いました。総体に向けて、泳力アップのための指導方法や普段の授業の中でも楽しみながら泳力を伸ばす指導方法を学びました。特に、「水をとらえる感覚を養うことが大事」だということを教えていただきました。今回の講習を受け、各校でより充実した指導がなされることと思います。この学びが子どもたちの更なる泳力アップにつながると幸いです。講師の先生、ありがとうございました。また会場を提供してくださった堀江小学校にもこの場を借りてお礼申し上げます。
