7月25日(金)、愛媛県武道館において松山市小学校体育実技研修会を行いました。今年度は、環太平洋大学体育学部体育学科の清田美紀様をお招きし、体つくり運動のねらいや工夫の視点について、実際に体を動かしながら学ばさせていただきました。
活動では、反応力や観察力を高める運動、仲間とリズムを合わせる運動、新聞紙やマーカー、布などの用具を活用した運動などを行いました。また、高学年向けには、力強い動きやバランス感覚を養うペア運動にも取り組みました。

講話では、「体つくり運動は、ただ体を動かすだけではなく、ねらいや条件を明確にすることで、子どもたちが意味を持って活動できるようにすることが大切」になると教えていだきました。動きの目的を共有し、子どもたちが自ら工夫する場をつくることの重要性を再確認する機会となりました。

今回の研修で得た学びを、2学期からの授業づくりに生かしていきます。講師を務めていただきました清田美紀様、ご参加くださった先生方、ありがとうございました。
5月21日(水)にたちばな小学校、6月20日(金)には桑原小学校にて、体育科の研究授業を実施しました。
たちばな小学校では、ボール運動領域の「バレーボール」の授業を行いました。子どもたちは、仲間と協力して作戦を立てながら、得点を目指す学習に取り組みました。「どうすればボールを相手コートに返すことができるか」や「どんな作戦でチームとして得点をとるか」といった課題に向かって学習活動を行い、振り返ることで学びを深める様子が見られました。
桑原小学校では、「体つくり運動」の授業を行いました。「仲間と動きのポイントを見つけよう」をめあてとし、体の柔らかさ、巧みな動き、力強い動き及び持続する能力を高めるための運動に取り組みました。子どもたちは、それぞれの運動に分かれて、互いに声を掛け合いながら、「腰を低くして押す」「力を抜いて楽にする」などのポイントを見つけていました。
今後も、子どもたちが「わかる・できる・楽しい」を実感できる授業づくりをめざして、取り組んでまいります。今回、授業公開をしていただいた先生方、ご参加いただいた先生方、ありがとうございました。






6月12日(木)にさくら小学校にて水泳実技講習会を実施しました。当日は、競技ルールに基づく正しい泳法と、それを支える基本技術の習得、
・ 壁へのタッチ義務
・ プールの底に立つことの扱い等
競技ルールに基づく注意点を確認したうえで、室内での実践練習を行い、現場での指導にすぐに生かせる内容となりました。
さらに、練習方法については、
・ クイックターンおよびタッチターンの練習やスカーリング(浮力・推進力の感覚づくり)
・ キャッチアップスイム(ストロークのタイミング練習)
・ KRLSドリル(キック・ローリング・ストロークの連動確認)など
多様な練習方法を学ぶことができ、子どもたちが意欲的に泳力を伸ばす指導を知ることができました。今回の講習を受け、各校でより充実した指導がなされることと思います。この学びが子どもたちの更なる泳力アップにつながると幸いです。講師の先生、ありがとうございました。また、会場を提供してくださったさくら小学校講師の先生にもこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
